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Integrated Lights-Out (iLO2/iLO3) - ファームウェアのアップデートが失敗した場合の復旧方法

解説

ここでは、Integrated Lights-Out (iLO2/iLO3) のファームウェアアップデートが失敗した場合の復旧方法ついてご説明します。

ファームウェアのアップデートが失敗した場合は、Service Pack for ProLiant (SPP) もしくは HP Smart Update Firmware DVD によるファームウェア再インストールを行うか、ブート可能な USB キー上から iLO ファームウェアコンポーネントを実行して復旧をお試しください。

SPP やFWDVD を使用した再インストールは、通常のアップデート作業と同様になります。
メディアの作成方法、アップデート操作手順に関しては以下のリンク先をご参照ください。

» HP ProLiant サーバー 300シリーズ以上 - オフラインでのFirmware Maintenance CD を使用したファームウェアのアップデート方法 (CD/USB)

» HP ProLiantサーバー - Service Pack for ProLiant (SPP) のインストール方法 (オフライン、インタラクティブモード)

本 FAQ では、 Firmware DVD からブート可能な USB キーを作成し iLO ファームウェアの復旧を行う手順についてご案内します。

対象条件
» このコンテンツの対象条件 (対象機種、対象 OS など) については、こちらをご覧ください。

操作手順

ファームウェアの復旧は以下の作業を事前に行う必要があります。
  • ブート可能な USB キーの作成と iLO フラッシュコンポーネントのダウンロード

  • システムボード上のセキュリティオーバーライドスイッチを有効化

操作は必ず以下の手順で行ってください。

  1. 復旧対象のファームウェアが入っている Firmware DVD からブート可能な USBキーを作成します。

    作成に必要なツールのインストール方法、作成手順は以下のリンク先をご参照ください。

    » HP ProLiant サーバー - USBメモリから起動可能なFirmware Maintenance CDを作成する方法 (HP USB Key Utility)

  2. HP サポートセンターでお使いのサーバーを指定し、復旧したいバージョンのiLO フラッシュコンポーネント (CP00xxxx.exe) をダウンロードし、操作手順1で作成した USB キーの任意のディレクトリに保存します。

  3. サーバーをシャットダウンし、電源ケーブルをサーバーから取り外します。

  4. サーバーのアクセスパネルを取り外します。
    アクセスパネルに貼られているラベルやユーザーガイドを参考にセキュリティオーバーライドスイッチの位置を確認します。

  5. 上記の例 DL385 G6では がシステムスイッチとなっており複数のスイッチが並んでいます。
    ほとんどのProLiantサーバーではこのシステムスイッチの「S1」がセキュリティオーバーライドスイッチになります。

    お使いのサーバーのユーザーガイドで「S1:iLOのセキュリティ」 と記載されているスイッチの位置をご確認ください。

  6. セキュリティオーバーライドスイッチを有効にします。

    NOTE: セキュリティオーバーライドスイッチは「on」と記載された方向にスイッチの突起部分切り替える事で有効になります。
  7. アクセスパネルを閉じ、サーバーへ電源ケーブルを接続します。

  8. 作成した USB キーをサーバーに接続し、起動します。

    NOTE: USB キーのブートが上手くいかない場合は起動デバイスの順序をご確認ください。

    » HP ProLiant 300シリーズ以上 - サーバーの起動順序の変更方法 (標準ブート順序/IPL)

  9. 以下の画面が表示されたら、[Ctrl+Alt+F1] キーを押し、テキストコンソールに切り替えを行います。

  10. 以下のコマンドを入力し、iLO フラッシュコンポーネントが保存されているディレクトリに移動します。

    cd /mnt/usb/
  11. 以下のコマンドを入力し、ロードされている iLO ドライバーを削除します。

    /etc/init.d/hp-snmp-agents stop
    /etc/init.d/hp-ilo stop
    または
    /etc/init.d/hpasm stop
  12. 以下のコマンドを入力し、コンポーネントを実行します。

    /CP00xxxx.scexe --direct
  13. 以下の確認プロンプトが表示されますので Y を入力します。

    [Continue (Y/N)?] Y
  14. 完了を表示するメッセージが表示されたら、サーバーをシャットダウンし再度電源ケーブルとアクセスパネルを取り外します。

    操作手順1から4を参考に必ずセキュリティオーバーライドスイッチを無効に切り替えます。

    CAUTION: セキュリティオーバーライドスイッチを「on」にしたままの状態でサーバーを起動すると、iLOアクセス時のログイン認証画面が出ませんので管理者以外の第三者にサーバーを操作される恐れがあります。
以上で復旧作業は完了です。

iLO RBSU や iLO Web管理画面へアクセス可能か確認し、ファームウェアが復旧されているかご確認ください。

» Integrated Lights-Out (iLO) - iLO RBSUの起動と設定変更について

» Integrated Lights-Out2 (iLO2) - 初期アクセス方法

対象条件

  • 対象機種

    • HP ProLiant DL サーバー シリーズ
      DL120 G7, DL320 G4, DL320 G5, DL320 G5p, DL320 G6, DL320s, DL360 G5, DL360 G6, DL360 G7, DL365, DL365 G5, DL370 G6, DL380 G5, DL380 G6, DL380 G7, DL385 G2, DL385 G5, DL385 G5p, DL385 G7, DL580 G4, DL580 G5, DL580 G7, DL585 G2, DL585 G5, DL585 G6, DL585 G7, DL785 G5, DL785 G6, DL980 G7

    • HP ProLiant ML サーバー シリーズ
      ML110 G7, ML310 G3, ML310 G4, ML310 G5, ML310 G5p, ML330 G6, ML350 G5, ML350 G6, ML370 G5, ML370 G6, ML570 G4

    • HP ProLiant SL サーバー シリーズ
      SL335s G7, SL390s G7

  • オプション

    • Integrated Lights-Out 2

    • Integrated Lights-Out 3

  • ツール

    • HP USB Key Utility

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関連情報

日本HPでは当 FAQ 以外にも様々な FAQ コンテンツをご用意しておりますので是非、不明点や疑問点の解決にお役立て下さい。
» HP ProLiant、HP StorageWorks、HP BladeSystem - よくある質問一覧 (FAQ)

文書情報

Q&A 番号:IAQA001113
最終更新日 : 2012/10/17

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